キシダ式Songwriting Notes

オリジナルソングのこと、自己流の作詞作曲について、綴っていきます。

『Mr. Ukulele Man』について。


「キシダ式Songwriting」、というからには。
まずは、自分の作詞作曲の流れをまとめてみる、つもりだったのだけど。
ざっくりと流れだけ、のはずがどうも長くなってしまう。
そんなわけで、難航中。

それと今、早急に仕上げないといけない曲があったので。
ブログよりもそちらを優先、先週なんとか完成させることができた。

ということで、流れの方はまた後々。
今回は、その曲のことを書き留めておきたい。



つくったのは、『Mr. Ukulele Man』という曲。
タイトルは、Bob Dylanの『Mr. Tambourine Man』からの連想。

Mr. Ukulele Man、結構氣に入っていて。
Twitterのアカウント名などにも使用。
(ちなみに、ぼく以外に使っている人は今のところいない様子)

これを思い付いた時期は、忘れてしまった。
結構前に、タイトルだけは思い付いていた。

以前使っていたPCのメモには、最後の更新が2018年8月とある。


サビとAメロのメロディーは比較的早く浮かんだ、ように記憶している。
けれど、歌詞がとにかく出てこなかった。
Mr. Ukulele Manとは果たして誰なのか。
それが自分でもよくわからないまま、進むべき道がわからなくて。

それが、最近になって流れが変わった。

ストックしている曲やアイデアなどは、定期的に見返している。
2月に一家で新型コロナにかかったせいで、ひと月以上ほかにできることがなく。
おかげで、その作業がだいぶ捗った。

ロシアがウクライナに侵略行為をしたこと、それにも大きく影響された。
そうか、この曲は「反戦歌」になるのかもしれない、と思い付いた。

それから、ソラノネ庭市というマルシェイベントでのライブに、キペルス・パピルスで出てほしいとオファーをもらったこと。
キペパピちさちゃんが、ウクレレピクニック的に、というアイデアを出してくれたこともキッカケになって。

「みんなで弾こう歌おう」をやろう、その課題曲として『Mr.〜』を完成させよう。
そうして、一氣に書き上げた。


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(↑秋に開催されたときの、ソラノネ庭市の看板)


とまあ、経緯を書くだけでもこんな分量。
歌の内容については、次回。

ともかく、締め切りに間に合うなんて、ぼくにとってはものすごい快挙だった。
ゼロからのスタートではないにしても、3週間ほどで完成できたのは嬉しい。

 /岸田知之(吟遊ソングライター)